日鉄住金物産と日本鋳造の近年の株価などの投資情報

日本の鉄鋼業を牽引する主要企業に、新日鉄住金とJFEホールディングスがあります。両社とも、関連事業を営む子会社を多数抱えており、それぞれのグループ全体としての業績は日本経済へ及ぼす影響も大きいため、両社(ならびにそのグループ企業)の決算発表の内容や株価の値動きには多くの投資家も関心を寄せています。
ではここで、新日鉄住金とJFEホールディングスの主要子会社の中からそれぞれ1社を取り上げ、最近の株価推移を簡単に振り返ってみましょう。まずは、新日鉄住金系列の商社である日鉄住金物産です。同社は東証1部の上場企業です。さて、2014年の半ばごろ、日鉄住金物産の株価は400円をいくらか下回る水準にありました。その後、350円ラインから450円ラインの間での小幅な上昇と下落を繰り返し、2015年12月ごろには再び400円近辺で落ち着きます。ところが、2016年に入ると大幅な下落に転じ、2月中旬には300円にまで株価は落ち込みました。その後はいくらか回復しており、2016年3月15日現在の株価は379円となっています。
では、次に注目するのは、JFEグループに属する鋳鉄品ならびに鋳鋼品のメーカー、日本鋳造です。神奈川県川崎市に本社があり、東証2部に上場している企業です。日本鋳造の株価は、2014年の秋ごろから数か月ほど、150円前後での推移が続きました。しかし、2015年の夏ごろから下落傾向が顕著となり始め、同年の年末には100円前後にまで株価は落ち込みます。2016年に入っても下落基調が続き、2月半ばには78円という年初来安値を記録しました。その後の株価はいくらか回復し、2016年3月15日現在では100円ちょうどとなっています。